8月事業「失われゆく歴史発掘」

2021年度事業報告

8/5 8月事業「失われゆく歴史発掘」を開催いたしました。

庄原市の近代産業を語るうえで欠かすことのできない「鉱石」について、株式会社勝光山鉱業所様の全面協力のもと、庄原の歴史に触れながら故郷の矜持を感じ、子供たちに笑顔になってほしい、そのような思いで事業を実施しました。

約30名の小学生の方を中心に参加いただきました。勝光山鉱業所を山頂まで見学して、山の成り立ちや歴史、産業としての歩みを学びながら、採掘されているろう石に触れて自分で手にとってみました。その後、昨年度末で廃校となった川北小学校に移動し、講師の方にお話を聞いたり、最後は自分たちで採集したろう石を使ってお絵描き体験をしました。実際にリアルで体験することにより、たくさんのことを学ぶことができたと思います。

自分たち自身、勝光山鉱業所さまの歴史を学び鉱石、ろう石について知り、庄原市の近代産業についても学びを深めることができました。そして何より、参加してくれた子どもたちが、想像しているよりもずっと笑顔になってくれたのが本当に印象的で、あらためて青少年育成事業として子供たちと関わることの喜びを感じることができました。

株式会社勝光山鉱業所様、講師としてお話しいただきました田邊良三様、ご協力いただき誠にありがとうございました。また、暑い中ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。